鼻を高く見せてくれる、お手頃な必殺アイテム、ノーズシャドウ。
近年流行りの「外国人風メイク」のような特殊なメイクをしない人でも、使っている人はとても多いのではないでしょうか?
そんなノーズシャドウもやり方を間違えると台無しになってしまいます。
シャドウの入れ方自体は、仕上がりのイメージやその人の元もとの顔だちに合わせていろいろな入れ方がありますが、基本を押さえてしまえば案外簡単にマスター出来ます♪
しかし!使うノーズシャドウによっては、いくらメイク方法をマスターしても不自然な仕上がりになってしまうことがあるんです。薄化粧でも浮かないオススメなアイテムはあるの?
ドラッグストアでも手に入るノーズシャドウ。あなたが使っているノーズシャドウは?
お手軽に鼻筋をシュッとみせてくれる、必殺アイテム・ノーズシャドウ。
ドラッグストアでも簡単に手に入るプチプラアイテムでもあり、今や定番のマストアイテムと言っても過言ではないと思います。
ひと口に「ノーズシャドウ」とか「ノーズにも使えるシェーディング」といっても、メーカーもブランドも違えば、色調も濃さも様々でお値段も高めのものから千円しないものまであります。
もしあなたがノーズシャドウを使っているなら、どんなものを使っているでしょうか?
個人的な経験談ですが、私はノーズシャドウとハイライトが一つのケースに入っているタイプのプチプラの商品を使っていました。確かに鼻筋が通って見えて、入れたのと入れてないのでは結構な差が出るのですが、何だか浮いて見えるんですね。
シャドウを入れたところだけが日焼けしたように赤っぽい黄土色っていうんでしょうか、そんな色になってしまってひと目で「ノーズシャドウしてます!」って分かってしまいます。
そこで、赤みの少ないタイプのアイブロウパウダー(3~4色がタテに並んでいるタイプの一般的なもの)をノーズに入れてみました。メイク動画なんかでもアイブロウパウダーをノーズに使っているのをよく見かけていました。
こちらに変えてからは以前よりはかなり自然になったのでこのタイプはかなりの期間愛用していました。タテに並んでいるうちの、中間色と薄い色をサッと筆にとる感じですね。
あるとき、知人と話をしているときにノーズシャドウの話題が出ました。
すると、
「薄いチャコール選ぶと自然に仕上がるよ」
と言われて、彼女の手持ちのシャドウ(アイシャドウでした)を試しに使わせてもらいました。
そしたら、メイクしてることが分からないくらい自然に入ったんです!
今考えてみれば、その子がノーズシャドウしていることにはその話題が出るまで気が付いてなかったです。
自然になじんでバレにくい・・・隠し味のノーズシャドウを意識して入れてみよう。
鼻は顔の中心にあるので、そこが整っていると、顔だちがよりバランスの取れた印象になります。ぜひ自然なノーズシャドウをつかいこなしましょう♪
シャドウの選び方
前述のように、色味は灰色みがかったベージュをかなり薄くしたようなものが肌色を選ばず馴染みやすいと思います。
あんまり濃ゆく入れてしまうと黒みがかったむらさき色みたいな色になっちゃうので、あくまでも無理をしない程度をオススメします。
初心者さんでも、パウダーならキレイな形に描きやすいです。キラキラが入ったものはやめた方が良いかも。
シャドウの入れ方
眉頭か、それより若干眉毛の中央寄りの位置から骨格に沿ってサッと鼻の付け根に向けて、筆を使って入れると自然で失敗しづらいと思います。
筆はあまり細すぎないアイシャドウブラシが個人的には使いやすかったです。
幅のあるシェーディングブラシでは、そもそも眉から鼻の付け根に沿って描けないし、細すぎるブラシだと影が細すぎて不自然になってしまいがちだからです。
但し、しっかりめにメイクする場合に、鼻筋のハイライト部とローライト部の境目にごく細い線をペンシルアイライナーなどで描くのはアリだと思います^^
その場合はノーズシャドウ自体も少し濃い目に入れてもバランスはとりやすいです。
鼻の頭の部分の下にもシャドウを入れると、さらにスッキリとした顔だちに見えます。
眉頭から鼻の頭まで全部ノーズシャドウを入れてしまうと、極端に表現すると舞台メイクのようになってしまうのでオススメはできません。また、目頭にまでノーズシャドウを広げないように注意でぃましょう。
練りタイプのものをノーズシャドウに使うときは、私の場合は硬めの平筆を使うのが一番キレイに仕上がります。
先の尖ったスポンジで上手にポンポンと馴染ませている方もいらしたので、自分が一番使いやすいものを探すのが良さそうですね^^
ハイライトについて
真っ白よりも白めのファンデーションくらいの色や、ピンクや黄色の混ざったものの方が肌なじみは良いです。
わし鼻気味の人や鼻の骨が出ている人は、骨の部分は避けて入れると出っ張りが目立たなくなります。
額のTゾーンまで入れるときは、眉間の上あたりは中心に向かって扇形に少し弧を描くように入れると、立体的でキレイな丸い額に見えますよ♪
眉毛がうまく描けない!何だか不自然・・・。そんなときにも使えます。
眉毛を書いていて、眉頭のところがハサミで切ったようにクッキリとなってしまうことってありませんか?
私は眉毛を書くのが苦手なのでよくあります(汗)
アイブロウパウダーを使っても、ブラシでぼかしてみても、なかなかうまくいかないときが多々あります。
ただブラシでぼかしても何だか眉毛さんが自己主張なさるんですね^^;
こういう場合もノーズシャドウを薄く入れてぼかすと馴染みがよくなります。なので、ノーズシャドウと筆はどこに行くときでも絶対に持ち歩いています。
「アイブローだけは描くけど、それ以外はすっぴんよ!」
という人にも、茶味の控えめなノーズシャドウは役に立つアイテムではないでしょうか。
(この色のノーズシャドウを濃い目に重ね塗りすると、特に黒髪やアッシュ系の人に合うイアブロウパウダーにもなります)
男性も眉毛を整えるようになってから久しいですね。
不自然な眉毛に悩んでいる男性が身近にいたら、ノーズシャドウを勧めても良いかもしれないですね。
また、最近は男性用の青ひげ隠しコンシーラーなどのコスメも売られていますし、すでに鼻筋を通す目的でノーズシャドウを使っている人も増えていると思います。
肌色が濃い人にもこの色は自然に入るので「バレないメイク」を目指す男性にもピッタリではないかと思います。
余談ですが、肉眼で見て自然な濃さで入れると写真ではあまり映えません。
肉眼だと斜めから見てもキレイに影が入っているように見えます。薄く入れているので、ハーフみたいにガッツリではないですが、本当にシャドウを入れた分だけの彫りがあるみたいに見えるんです。
免許証とか履歴書みたいな写真撮影のときは濃いめに盛って入れると良いかもですね。
まとめ
基本的に私はメイクが薄めなので、赤みのあるノーズシャドウが余計に浮いてしまったのだと思います。
肌の色味も、目指すメイクも人それぞれなので、そういったノーズシャドウを全否定する気はないですが、赤みの出ないアイテムを試したことがないなら一度試してみるのもムダにはならないと思います。
ベージュがかった薄いグレーみたいな色がオススメですが、濃ゆい色しかない場合はファンデーションと混ぜてからのせてもOK♪
よく混ぜてからいれないとマダラになるので気を付けましょう^^
このグレーに近いベージュがノーズシャドウに向いていることを教えてくれた知人は肌の色が白い人で、私の肌色は標準~夏は庭仕事で日に焼けた状態になります。
他の人にも勧めましたが、私を含めてほぼ全員が自然に影が入りました。(私と体験した人たちの感想ですが)
バレない程度にノーズシャドウを使いたいときはぜひ試してみてくださいね!